2017年6月5日月曜日

夫に料理を出すのが苦痛です。


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同じように感じておられる奥さんはどれくらいいらっしゃるのでしょう?

私は妊娠したのをきっかけに(流産しましたが)会社を辞めて、それ以降は専業主婦をしています。
ですから家事は私の仕事です。
それが嫌だというのは、ただの怠慢なのかもしれませんし、もちろん毎日欠かさず用意します。

逆に言うと、「仕事」だと思わないとやってられないと思う時がよくあります。

例えば料理を夫に出すと、夫は決して、うまいうまいと言って食べてくれることはありません。
料理のメニューや味について会話で触れるようなことはほとんどありません。(そもそも会話自体があまりありません。)
まれに口を開いたかと思うと、会社の同僚、特に新人さんをこき下ろしたり、お客さんの愚痴、あとは食事中もずっとテレビがついているのですが、野球中継を見ては、やれあの選手はボール球に手を出すからダメだとか、バラエティ番組を見ては、やれあの芸人は全然面白い事を言えないだとか、私にとっては貴方の話が一番面白く無いのですと言いたいです。

ごく稀に業を煮やして「この煮物味付けどう?」なんて聞いたりすることもあるんですが、そういう時の彼の答え方はいつも「美味しい」ではなく「もっと○○だと美味しい」です。
例えば「この煮物味付けどう?」だったら「もっと味が染み込んでたほうが美味しい」などと言います。
こういう言い回しは料理だけじゃなくあらゆる場面で表現を変えて登場します。
永遠の無い物ねだりをされる気分です。

これは、その指摘が事実だとか的確かどうかとかが私にとって問題なのじゃなく、夫のそういう言い回しが癖付いているその性格に腹が立つんです。
夫の中では、人を褒めるのではなく、ダメ出しをしてやることで、成長させてやらなければ満足できない、という感覚があります。
褒めてしまうとこいつは安心して一切努力をしなくなるんじゃないか、という疑いを相手に持っているような感じです。

これは、相手のことを真剣に考えて、相手のために具体的な達成点を設定して、そこへ一緒になって引き上げてやりたいという思いやりから来るアドバイスやダメ出しなのでは無く、ただただ無限にこみ上げる自分の不満足感をやみくもに発散しているだけで、相手がそれで努力をしたからといって、向上したからといって、それで自分も喜んだり、褒めたりしたい、というような感情では無いのです。

相手を育てられる人、相手を向上させられる人というのは、的確なアドバイスやダメ出しをただ相手に伝えられるだけではなく、相手から好かれ、尊敬され、この人に認められたいから上昇したいと思わせるような人間的魅力に裏打ちされた言葉、を持たなければいけないんだなあと、こういう夫を相手にしていると思い知らされます。

私はたとえ100の的確なアドバイスやダメ出しをこの人から貰おうとも、この夫のためにさらに料理が上手くなりたい努力したいとは1も感じることができません。

ただただ…精神を逆なでされる気分を味わうだけです。

夫が今後うまく職場で昇進していけたとしたら、きっと部下にとって、すごくストレスフルな嫌な上司になるんだろうなと、そんな想像が容易につきます。



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