2017年6月27日火曜日

嫁の母親が癌で検査入院。帰省する嫁に夫の一言「新幹線乗るつもり?」


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信じられない事がありました。

うちの親が子宮癌と診断されたのが去年。

母の話によると、ある日の早朝急に下腹部に激痛が走って、トイレに駆け込むも激痛は治るどころかひどくなり、意識が朦朧となって、これは駄目だと家族に救急車を頼んだそうです。

検査の結果は子宮癌。
良性か悪性か、もしくは良性でも悪性でも無い中性のようなものもあるそうですが、いずれにせよその時は分からないということでした。

検査入院をするということで、私にも連絡が入りました。

私はもちろん、母の入院に際して帰省し、できれば2、3日看病したいと夫に伝えました。

その時の夫の反応が…

「でも電車代どうするの?新幹線乗るつもり?」だったのです。

私はそういう事を言われた時、一瞬では相手が正しいのか自分が正しいのかも判断できず、まず相手への怒気よりも自分への罪悪感が出てしまう心の癖があって、とっさに「深夜バスで行くからお願い!」と、すごく下手に出て頼み込んでいました。
実際、その日1日くらいは、自分の家の都合で高い交通費の出費を強いて、家事もできず負担かけて申し訳ないくらいに感じていて、”母が癌”というインパクトに気が動転していたのもあったのでしょう、ただただ混乱して凹んでいました。

しかしよくよく考えてみると(普通の人ならよくよく考えるまでも無く気づくことでしょうが)自分の嫁の母親が命の危険に瀕している時に、新幹線代を渋る夫って、最低ですよね。

日を追うごとに不満は募りましたが、ここで喧嘩してても仕方ない、母が今一番辛いんだと思って、何もそのことについて、今でも夫に言っていません。

しかし結局滞在を許されたのは1日だけ。
母の身の回りのことを手伝う暇すら無く、しかも帰省している間も私はなぜかずっと、夫の機嫌を損ねている事に引け目を感じていて、メールで「お母さんに会えたよ、帰省させてくれてありがとう」などと、これくらいの文章ですが、すごく気を使ってあれこれ文を考え、書き直して、送信している自分がいました。(ちなみに返信は当たり前のように特に無かったです。)

行きも帰りも深夜バス。
母の元に居たのは半日だけでしたが、移動で二回日にちをまたぎ、二泊半日の弾丸格安帰省で疲れ果てて帰ってきた私は、夫の夜ご飯を用意して、彼の帰りに備えました。
一応こういう事が今後もあるかもしれないから、しこりを残しておきたくないと、なるだけ明るく出迎え、

「まだ検査の結果はわからないけど、お母さん元気そうな顔しててちょっと安心した。行かせてくれてありがとう。」

と重ねてお礼を直接伝えておきましたが、夫のほうは関心なしといったふうで、

「あそう。」

と言ったきりでした。

母のことは心配だけど、私の心を深く探ると、母の容態が心配ということそれ以上に、母の容態が悪化してまた帰省しなければならない時に、またこの人にそのことを伝えて許可を得て、なぜか悪いことをしているみたいな気持ちに追いやられながら、せこせこと時間とお金を切り詰めて帰省しないといけないということが、一番の心配事として、ストレスに感じている自分を見つけます。

なんでこんなふうになっちゃうんだろう…



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