私が必要の無い電気を消し忘れていると、決して黙って消しておいてくれることはありません。
必ず一言、「寝室電気付けっ放し!」とか「トイレ電気付きっぱなしだったぞ!」とか、全て指摘されます。
それが大きいものになると…例えば二人で出かけたりして、半日経って帰ってきた時とかに、家の電気が付きっぱなしだったりすると、もうカンカンになって、「半日誰も居ない家でずっと付けっ放しってどんだけ無駄なんだよ!」と責め立てられ、「お前のやることは無駄が多いんだよ!」に続いて、「誰が電気代払ってると思ってるんだ!」と締めくくられます。
この「無駄」という言葉を、私はよく投げつけられます。
「お前のやってることは無駄」とか「行動に無駄が多い」とか。
この言葉は、私から前向きに生きる気力を奪います。
頑張ろうとか改善しようとか、そういう上昇したいという気分を根こそぎむしっていきます。
せいぜい貴方は効率的に利益を上げて、優秀に生きてください。
そんな優秀な貴方が生涯寄り添う相手は、こんな無駄なだけの駄嫁ですけど。
そういう卑屈で自暴自棄な気分にさせてくれる優秀な言葉です。
電気を付けっぱなしにするのは無駄ですが、忘れることはありますし、忘れっぽい性格の人というのも必ず居るでしょう。
誰にでも得手不得手はあるのに、不得手の部分ばかり取り上げられて、得手な部分は、それで当たり前といった感じで見向きもしてくれない。
自分が一生寄り添う相手の価値をわざわざ自分の言葉で下げて、その上成長したいという意欲も刈り取って、徹底的に貶めるその行為こそが、人生最大の”無駄”な行為であると、私は思いますが。
それでもまあ…
責められるのは辛いですから、1円2円の無駄を無くすために、夫の前で電気の消し忘れが無いように気をつけようとは心がけてはいます。
『これが貴方の望む理想的な奥さんですか?』
なんて思いながら、スイッチをパチン…
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