2017年7月24日月曜日

男性の嫉妬心は異常に独占的


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昨日昼間『ブラックミラー』という映画を見ていました。

このブラックミラーという映画は、一話完結の短編作品集のようなシリーズなのですが、それのシーズン1の3話目「人生の軌跡のすべて」のことなんです。

この作品はかいつまんでざっくり言うと(少なからずネタバレを含みますので、もし気になる方は読み飛ばしたほうが良いかもしれません)、記憶が全て映像で記録される機械が開発されて、人々に浸透している近未来の世界で、奥さんの浮気心に気がついた旦那さんが、奥さんの動向の細部までを記憶の中の映像で調べ、ねちねちと検証して、そして確信に変わっていって、嫉妬心に火がつき、行動がどんどんエスカレートするんですね。

この世界の残酷なところは、全て映像で記憶が残っている。
つまり浮気相手の男の記録には、自分の奥さんの淫らな姿がずっと残っていて、もちろん奥さんの中にも、その相手との甘いやりとりが残っているんです。
それを、誰にも知られずにyoutubeの動画みたいに引っ張り出してきて、いつでも見ることができるんです。

その部分について、この旦那さんは気が狂いそうなほどに嫉妬というか執着し、相手の男の中からその記憶を消去するために凶行に出たり、奥さんにその男との行為の様子を、今ここでスクリーンに映し出して見せろと迫ったりします。

最終的にはその決定的な映像を目の当たりにして、旦那さんの心はズタボロになってしまうのですが、こういうシーンを見ると、女目線から見ると、どうしてそんな映像を見たがるんだろうと不思議に思います。

何の得も無いですよね。
もう浮気は決定的で、証拠も掴んでいる、その映像をなぜ一部始終全部自分の目で確かめたいのか…
たぶんこれが男女逆だったら、こういうシーンは演出上でも登場しないと思います。

女性が全てそうだとは言いませんが、私なら、男性が浮気していたとして、その浮気という行為そのものには激しい嫌悪感を抱き、許せないとは思いますが、具体的に、じゃあ性行為の様子をじっくり見て、何をしたのか、何をしなかったのか、キスはどれくらいの長さでとか、全体で何分くらいしてたのかとか、何ヶ月間そういう状態が続いたのかとか、何回したのかとか、そういうことはどうでも良いというか、それを知ったところで事実に変わりは無く、許せるとか許せないとかに全然関係無いと感じるのです。

でも男性は、そういうところをこそ気にするんだなと改めてこの映画で感じました。
例えばこの映画の中では、浮気相手の男性が口を滑らせて、「昔関係した女性の映像をおかずにしたりする」という事実を主人公の旦那さんにもらしてしまうのですが、男性ってこういうことを、異常に気にしますよね。

女性はたぶん、自分の彼氏なり旦那なりの、昔の女性が、別れた後もなお、自分の彼氏なり旦那なりを想像して、そういう行為をしていたとしても、なんとも思わないです。
でも男性は、たとえ別れた後、今はもう何の縁もなかったとしても、昔の男が自分の彼女なり妻なりを、おかずにしていると想像すると、ものすごい嫉妬というか、嫉妬という言葉は適切じゃないかもしれませんが、どうしようも無い、処理できないムカつきに襲われるようです。

そういえば私の夫も、関係を持って付き合い始めた頃、昔の男性関係について根掘り葉掘り聞かれました。
それはもう絶対必要な確認作業のように、事実関係の取り調べのように行われました。

これって本能的な何かなんでしょうね。
正直男性のそういう性質がもし自分に備わっていたら、めんどくさいだろうなと思います。
過去なんて変えられないのに…



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