一言で言い表すなら…
”自分のほうが負担が多いと感じる妄想”
これを妄想と言い切ってしまってよいかどうかは正直分かりません。
生活の中で必要な作業の、大変さを数値化して、男女夫と嫁が担っている苦労を、数値で表して比べたら、そりゃあどちらかに重きが傾くことになるのかもしれません。
でもそんなことを考えるのは、本当にくだらないことだと思います。
「俺が必死で働いてる間お前は…」
「大変なのは貴方だけじゃないんだよ…」
「たまの休みくらい休ませてくれよ…」
「洗濯物取り込むくらい手伝ってよ…」
「いいよなお前は気楽で…」
「貴方は外に逃げ場があっていいわね…」
「男には責任があるんだ…」
「女には休みが無いの…」
お互い、自分のほうが苦労してるアピールの応酬で、助け合うはずの夫婦関係はいつしか苦しめ合う関係に。
相手を幸せにしたいという気持ちは、自分が幸せになりたいという気持ちになり、それさえも通り越すと、相手を不幸にしたいとさえ感じはじめます。
それはつまり、自分が不幸だと感じるから…
私の夫が口を開けば愚痴や文句ばかりなのは、自分の苦労や大変さのアピール、そして私の気楽さや至らなさのアピール、そして自分が感じているどうしようもない不幸感を、せめて相手にも感じさせてやらないと気が済まないという、ある種の復讐心なのだと思います。
被害妄想とでも言いましょうか。
仕事で苦労すればするほど、私を苦しめる他に捌け口が無い。
私は夫が、もしものすごく穏やかな性格になって、私のことをすごく大事にしてくれるのなら、仕事など辞めてくれたって構わないと思っています。
が、そんなことは夫にはできっこないのです。
それは私の気持ちでどうこうというような問題では無いのでしょう。
自分のプライドとか、自分を取り巻く環境、有形無形のプレッシャー、思い込み、固定概念、価値観…
不幸な現状の上に、さらにそれら感覚にがんじがらめに縛られて、もうどうしようもないほどの袋小路に至っているのかもしれません。
彼を幸せにすることができたら、私も夫から大事にされ、幸せにしてもらえるのでしょうか?
でも今更そんなことが可能とは、到底思えないような毎日です…
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