2017年9月19日火曜日

お店の人や仕事中の人に殿様のように振る舞う夫が恥ずかしい


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昼間に一人でカフェに入りました。

上品なカフェで、静かにクラシック音楽が流れていました。

とても落ち着いて良い気分だったのですが、音楽を聴いていて嫌なことを思い出しました。

それはだいぶ前ですが、夫とカフェレストランのような感じのお店に行った時のことです。

個人でされているお店で、ちょっと隠れ家的な雰囲気の、落ち着いて、素敵なお店で、私がネットで見つけて、素敵だなと思ったので行きたいと言ったのでした。

お客さんは他におらず、独り占めのような感じで広々とした席に通された私は、すっかり浮ついた気持ちでわくわくそわそわしていました。
夫はそういう、今口コミで話題の隠れ家的人気ショップ、みたいなミーハーなノリが嫌いだったので、初めからなんとなく乗り気でなかったようでした。

そこでも静かにクラシック音楽が流れていて、私はそれが素敵だなと思って聴いていました。

でも夫は、運ばれてきた食事を食べながら、ある時結構大きな声で

「クラシック音楽の良さを分かって流してんのかな?よく知りもせずになんとなくBGMでクラシック流してみました〜みたいなの嫌いだわ〜」

みたいなことを言ったんです。

お客さんも他におらず店内は静かで、その声は店員さん(たぶんそのお店の店長さん)にまる聞こえだったようです。

夫の背にその人が居たので、夫からは見えてなかったでしょうが、私からは丸見えで、すっと奥に消えて、まもなく流れていた音楽が、フェードアウトするようにそっと消されたのです。

私はそれから恥ずかしくて恥ずかしくて、この人はなんてデリカシーが無いんだろう、そんな発言を聞かされてここのお店の人がどう感じるかとか、そういうのを考えないんだろうかと思って、それからの料理のことをほとんど覚えていません。

コンビニの店員さんに辛く当たっている人などにもよく思いますが、どうして数百円、数千円のお金を支払っただけで、まるで殿様か何かのように振る舞えるのかすごく疑問です。

それに私は素敵だと思っていた事です。
お店の人も、自分が素敵だと思うことをお客さんにも感じてもらいたいと思ってしている事を、そんな風に言われて、恥ずかしいだけじゃなく腹も立ってもいました。

帰りの車の中でもずっとそれが頭の中をぐるぐるしていて、その日のデートはとにかく嫌な気持ちだった、その感覚が今でも残っています。



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