2017年8月2日水曜日

言いたいことを溜めずに言う、ことができないわけ


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私は引っ込み思案です。

言葉を飲み込む癖があります。

夫が何か小さな失敗やちょっとした間違いをしたとしても、それを言葉にして相手に全部伝えようとは思いません。
無言でフォローして、そのままにしておきます。
同じことを夫が繰り返しても、仕方ないと思って諦めています。
気持ちが行き届かない時はフォローしない時もあると思いますが、とにかく言葉に出してそれを取り上げて是正や改善を求めたりはしません。

ほんとにちょっとしたことです。
例えば、濡れたタオルや靴下が床に置いたままだなとか、靴が玄関でぐちゃぐちゃになってるなとか、この時期だとエアコンをタイマーせずに一晩中付けっ放しにしちゃってるなとか、そういうことは、少しイラっとしたとしても、もう何も言わずにフォローして、何も無かったかのように振る舞うのが、最も夫婦の関係をスムーズに進めるコツだと思うのです。
もちろん私に大きな負担がかかるような大きな過失なら声に出して伝えるかもしれませんが、そうではなく小さなこと、ひとつひとつ指摘して、もっとああして、こうしてと言っていたら、その度に夫は激怒、私はこんな小さなことひとつひとつに疲れ果てて生活していないといけません。

しかし、夫はそういった小さな一つ一つの私の失敗とか物忘れとかを、いちいち声に出して私に伝えてきます。
私が言葉を飲み込んでフォローする、それはほんの小さなたわいもない気遣いですが、そんなもの蹴散らす勢いで、自分のその時の気分、感情をいちいち言葉にして大きな声で私のいる方角に向かってぶちまけてきます。
本人から言わせれば、それでも我慢してるほうだということになるのでしょうが…

こういう人は、得だと思ってしまいます。
言いたいことを相手にぶつけて、相手を苦しめた分、自分はすっきりできるわけですから。
言いたいことは溜めずになんでも言いたければ言えばいいじゃないか、と、夫が私に言ったとしても、それを鵜呑みにして本当に全部思ったことをいちいちぶちまけてたら、それではもうむちゃくちゃになってしまうと思うのです。
先の展開や空気をすぐに見通してしまって、一瞬踏みとどまると、もう飲み込んでしまって。

私がぶちまけてしまった時は、夫が黙って受けとめてくれて、夫がぶちまけてしまった時は、私が黙って受けとめる。
そういうバランスが保たれるならば、そりゃあ時にはお互い言いたいことを言い合うことができるかもしれませんが、相手はいつでも言いたいことは我慢しないのならば、私がその上にさらに言いたいことを言い出したら、場はただひたすら混沌と化すばかり。
修羅場となるほか無いと思うのです。
言いたいことは溜めずに言うべきだと言う人は、他人から言いたいことを言われた時は自分の言いたいことをひとまずストップして受け止めることに専念する覚悟を持ってから、そう言うべきだと思います。

言いたいことを言える状況というのは、言いたいことを言った相手が、受け止めてくれるなり我慢していてくれるから成り立つのであって、

自分は言いたいことをいつだって言う。
だからお前も言いたいことを好きなだけ言えば良い。

では、

むちゃくちゃになるだけなんですよね…



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